一番よい歯科治療とはなんでしょう?

材料にしても金属(金属でもパラジウム、金、銀などいろいろ)、セラミック、ジルコニア(人工ダイヤモンド)
補綴治療(失った歯を作る治療)にしても入れ歯、ブリッジ、インプラント。その他に歯の移植など
虫歯の治療にしてもCR充填、インレー、抜髄(一般的に神経をとるといわれる処置)
前歯か奥歯か

様々な部位で進行状態の違う虫歯、歯周病があるわけです。

医科、歯科医療全般でEBM(Evidence Based Medicine)という言葉があります。
根拠に基づいた医療という意味ですが、この理念のもと歯科医療のガイドラインが作られています。
これにより診査→診断→治療の一連の流れが決められていますが、これまでの研究、統計により決められたもので、
この流れに沿って治療すれば全ての患者様が納得して最高の結果を得られるわけではありません。
多数の人には適応している治療ですが、患者様の希望にそぐわないもしくは適応しない場合も少数ですが必ずいます。

そこで重要なのが患者様の希望、悩み、不安なことなどを歯医者さんが把握することです。
そうすることにより、患者様がより治療に理解をえられ、納得して歯科治療に向き合えると思います。

当院では患者様が治療に前向きになれるよう、またご納得いただけるよう初診時にカウンセリングを行っております。

カウンセリングでは主訴(主に気になっているところ)以外を詳しくお聞きします。
中には面倒と感じられる方のいらっしゃりますが、しっかりと治療するために必要なことでしょう。

それにより歯科治療に関心を持つとともに、自分の口の中にも興味がわいてきます。

この意識の変化は歯科疾患の予防にとても大切です。

虫歯はできちゃったら歯医者さんに行くのでなく、小さい虫歯も調べて治療して
その後はできないように予防することが生涯自分の歯で食事する為に必要なことです。

もう歯がない人はどうするか?
歯科の欠損補綴という分野に入れ歯、ブリッジ、インプラントがあります。
これにより歯がなくなっておいしく食事ができなくなってしまった状態を改善します。

これらの治療もその後のケアでどれくらい長持ちするかが変わってきます。
入れ歯は残ってる歯に引っ掛けて維持させるのでその歯が悪くなると作り直したり修理が必要です。
ブリッジも同様に維持している歯が悪くなる場合があります。
インプラントに関しても歯と同じように歯周病になります。インプラント周囲炎というものです。

欠損補綴をしてもケアができてなければまた歯がダメになってしまいます。

これをふまえると歯科治療で大事なことはホームケアとプロケアの両立です。

歯医者さんのケアで一生涯歯がもつわけではありませんが、確実に長持ちはします。

その導入としてカウンセリングに時間をさくことが重要で、患者様にとっても有益なものです。

一番良い歯科治療とは、コミュニケーションを通して患者様の希望、ライフスタイル、バックグラウンド、費用面など
すべてを総合的に考慮して導き出されるものです。

なので初診時からその方にとっての最善の治療を提案できないことがあります。

多少回数はかかりますが、それが患者様にとって一番良い事でしょう。

お読みいただきありがとうございました。
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